ゴダールの「ウィーケンド」を観た時、というよりも、「ウィーケンド」の渋滞シーンを大学の寮のテレビの画面で、そこで読み取れるものを情熱的に話しかけてくる親友のコメンタリー付きで観た「ウィーケンド」。その時、私は初めて文学を「読み解く」、「分析する」という行為を映画でも出来るという喜びを知った。しかも、動いているもので出来る。ただ「観る」という行為から「噛んで(感で)味合う」という行為に変わった瞬間。ときめき。
ベッドから出なくても負けません
布団から出られない時が結構ある。眠いわけではないがめんどくさくて動けないというか。それでは生きていけないので、もうパソコンや資料、必要なものは全部ベッドに置きっぱなしで、布団から出なくても仕事をできる状態にした。
わたしは遅れてやってくる
「抗い」という言葉を聞くと、抗ってきたことよりも抗えなかったことのほうをいろいろと思い出してしまう。わたしには瞬発力がなくて、いつもすべてが過ぎ去ったあとに遅れて怒りがやってくる。抗えなかった過去は蓄積されて、わたしを蝕んでいる気がしてくる。
どんなに弱ったとしても
めっきり夜が寒くなってきた。
寒いから頻繁に暖房器具に電源を入れるようになったのだけど、大家からは値上げした電気代を節約するように電話があったり(わたしのお家は特殊で電気代が固定なのです)、家賃の値下げの代わりに風俗で働かないかと謎の交渉をしてきたりと、マジで変な電話をしばしばかけてくる。